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記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
今回は、アフィリエイトサイトを作る上でとても大切な、ペルソナ設定について説明していきます。
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えな
アフィリエイトサイトを作ったけれど、思うようにアクセス数が増えない、アクセスはあるのに成果に繋がらない人は、ペルソナ設定ができていないことが原因のことも。
ペルソナを決めて記事を書いたら、サイト全体のクオリティがぐんっと上がって成約率もアップした!というパターンは多いんですよ。
では、具体的に見ていきましょう✨
ペルソナ設定はどうして重要なの?

ペルソナとは、マーケティングの世界でよく使われる言葉で、「典型的なターゲットとなるユーザー像」のこと。
年齢・性別・住んでいる場所・職業・趣味・家族構成・休日の過ごし方・コンプレックスなど、できるだけリアルな人物像を設定していきます。
具体的であればあるほどマーケティングの戦略を立てやすくなるんです。
ペルソナはマーケティングの基礎
「アフィリエイトするならペルソナ設定が重要!」とよく言われますが、ペルソナが重要なのはアフィリエイトだけではありません。
企業も「どんな人に向けて訴求できるか?」ということを決めてから商品開発や販売戦略を練っていきます。
宣伝・広告などで、消費者が買う気を起こすよう訴えかけること。アフィリエイトをしているとよく目にする単語なので覚えておきましょう。
いくら商品を作っても買ってくれる人が少なければ、コストの無駄遣いに終わってしまいますよね。
そこで、ペルソナを細かく設定し、訴求したいユーザーがどのくらいの数存在しているか、最も効果的な訴求方法は何かということを徹底的にリサーチしてから実行に移すんです。
アフィリエイトサイトでペルソナ設定をしていないとどうなる?
初心者だけではなく、何年もアフィリエイトをしている経験者ですら「なんだかよくわからないから後回しでいいかな」と、ペルソナ設定をしていないこともあります。
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えな
例えば、次のような人をターゲットにした記事を書くとします。
- 30代の女性
- 美容に興味がある
「美容に興味のある30代の女性はたくさんいるから、記事を読んでもらいやすい」と思うかもしれませんが、実際に記事を書くと「30代女性におすすめの敏感肌化粧水はこれ!」のような、当たり障りのない内容になってしまいがち💦
ぼんやりとした記事を書いても響かない
「30代で、美容に興味のある女性」と言っても、
- 結婚しているのか独身なのか
- 仕事はしているのか専業主婦なのか
- 家の近くに美容に関する店舗があるか
などによって興味のある内容が違ってきますよね。
ペルソナがきちんと設定されていないまま書くと、誰に読んでほしいのかわからないぼんやりとした記事になってしまい、”アクセスが集まる・成果の上がる記事”にはなりにくいんです。
アフィリエイトサイトのペルソナを設定する方法
では実際に、アフィリエイトサイトを作る上で欠かせない、ペルソナを設定する方法を見ていきましょう。
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えな
あまり難しく考えずに、次のような手順で試してみてください✨
- リサーチして情報を集める
- 「関連キーワード取得ツール」でキーワードを見つける
- 「Yahoo!知恵袋」「教えてgoo」でユーザーの悩みを探る
- キーワードプランナーで検索数を把握する
- リサーチした情報を元にペルソナを設定する
1.リサーチして情報を集める
まず、どんな悩みを持ったユーザーが存在するのか、リサーチして情報を集めるところから始めます。
リサーチするにはいろいろなツールや方法があるのですが、ここでは関連キーワード取得ツール、Yahoo!知恵袋、キーワードプランナーなどを使った方法をご紹介します。
「関連キーワード取得ツール」でキーワードを見つける
関連キーワード取得ツールは、ユーザーがGoogleなどの検索サービスでキーワードを入力した時、そのキーワードと一緒に検索される可能性が高いキーワードを一覧で表示してくれるツールです。
試しに、検索キーワードに「30代 肌荒れ」と入力し、取得開始ボタンをクリックしてみます。

すると「30代 肌荒れ」とともに検索されている関連キーワードの一覧が表示されます。
サジェストツールが便利なのは、自分では思いもつかなかったキーワードが見つかるところ。
「30代 肌荒れ ホルモンバランス」「30代 肌荒れ ブツブツ」などのキーワードから、ユーザーがどんなことに悩んでどんな情報を知りたがっているのかを想像してみましょう。
それぞれのキーワードは、実際の検索結果へとリンクが張られているので、クリックしてみます。

このように「30代 肌荒れ ホルモンバランス」の検索結果を見ることができます。
検索上位の記事を見ると、「30代 肌荒れ ホルモンバランス」と検索する人は、肌荒れの中でもニキビを改善する方法を知りたいのかな、と言ったことがわかります。
「Yahoo!知恵袋」「教えてgoo」でユーザーの悩みを探る
今度は、先ほど手に入れたキーワードをもとに、ユーザーの悩みをさらに深く調べていきます。
Yahoo!知恵袋や教えて!gooなどのお悩み掲示板はいろいろな質問や悩みがQ&Aでやり取りされているため、リアルなユーザーの悩みを知ることができるんです。
まずは、Yahoo!知恵袋のページへアクセス。

「条件指定」をクリックしましょう。
条件指定の画面になりますので、キーワードの部分に「30代 肌荒れ」と入力、対象は「質問」にチェックを入れます。
検索結果を見てみましょう。
「30代 肌荒れ」というお悩みキーワードを持ったユーザーが、具体的にどんな風に悩んでいるかという質問がずらっと並んでいます。

悩んでいる内容を読むと「30代後半でおでこのニキビに悩まされているんだな」「30代後半の働くママが突然の肌荒れに悩んでいるのか」といったリアルな悩みが見えてきます。
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えな
キーワードプランナーで検索数を把握する
ここまでで、ペルソナの元となるキーワードがざっくりと見えてきました✨
この段階で次のステップに進んでもいいのですが、できればキーワードプランナーで検索ボリュームを把握すると、さらに詳しくリサーチできます。
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えな
検索ボリュームを簡単に調べられるのがキーワードプランナーというツール。

例えば「30代 肌荒れ」で検索をかけると、関連キーワードと月間平均検索ボリュームなどを見ることができます。
関連キーワードを見ていくと、さらにユーザーの悩みが見えてきますし、どのくらい検索されているかもわかるので非常に便利!

「月間検索ボリューム」を見ると、「100~1000」「1万~10万」のように、数字が表示されています。
このキーワードは、毎月だいたい100回から1000回検索されている、という大まかな検索需要が分かります。
キーワードプランナーを無料で使うと「月間検索ボリューム」が1000~1万のようにアバウトな数字でしか表示されませんが、広告費を一定額以上使うようになると、もっと詳細な数字を見ることができます。
ある程度絞ったユーザーをターゲットにするために、100〜1000程度のスモールワードか、1000〜10000程度のミドルワードを狙っていくのがおすすめ。
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えな
初心者のうちは、「このキーワードはどのくらい検索されているのかな」という参考程度にするくらいでOK。
キーワードプランナーは、使いこなすほどキーワード選びの強い味方になってくれますので、記事を書くことに慣れてきたら有効に活用していきましょう!
2.リサーチした情報を元にペルソナを設定する
リサーチした情報を元に、下のようなペルソナを設定してみます。
ペルソナの例
- 名前:山本みさき
- 性別:女性
- 年齢:35歳
- 職業:衣料関係の会社勤務(事務)
- 住所:地方都市
- 住まい:2年前にマンションを購入
- 夫、長男(7歳)、長女(5歳)の4人家族
- インテリアショップめぐりが趣味
- 休日は家族と大型ショッピングモールへ行くことが多い
- 家事と育児に追われスキンケアの時間が思うようにとれないことが悩み
最初はぼんやりとしていたターゲットが、具体的な人物像(ペルソナ)へと変わってきました!
次は、さらに発展させて下のようなストーリーを描いていきます。
ストーリー
地方都市在住の山本みさき、35歳。2人の子供の育児に追われながらも、独身の頃から勤務している衣料関係の会社で事務員をしている。美容には人一倍気を使っているつもりだけど、最近はとにかく時間が足りないのが悩み。そのせいか、急な肌荒れに悩まされることが増えてきた。
一番気になるのが、同じところに繰り返しできる大人ニキビ・・。おでこやあごにできることが多く、ホルモンバランスが崩れているせいかもと思っている。今まで使ったことはないけれど、大人ニキビ用の基礎化粧品を購入してみようかと検討中。とりあえず、トライアルセットを試してみようかな。
「ストーリー上の人物の悩みを解決してあげるにはどんなコンテンツを作ればいいのか」
ということを考えれば、自然と訴求力の強いコンテンツができあがります。
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えな
アフィリエイトサイトのターゲット(ペルソナ)を決めよう! まとめ

「ターゲットを絞りすぎると特定の人にしか読んでもらえないのでは?」と不安になるかもしれませんが、ペルソナはあくまでイメージとして使うもの。
一人の人物を具体的にイメージしながら書くことで、最後までぶれない記事を書くことができますし、結果として多くの人の心に響くサイトが完成します。
アフィリエイトで成果に結びつくサイトを作るのなら、ペルソナを設定することはとても役立ちます。
ユーザーの悩みをリサーチするという作業は、実はかなりの時間を割くべきもの。サイトのコンセプトを決める上でも外せないポイントなので、じっくり取り組みましょう。