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夫と”夫婦”になってもう22年。
始めはおままごとみたいだった結婚生活も、子どもが生まれ一生懸命子育てをしているうちに、あっという間にすぎた気がします。
子どもたちも成長して、最近夫との会話の内容が変わってきたことに気づきました。
以前はほとんど子供についてだったのが、気づくと二人の将来についてとか、お互いの趣味について話すことが増えてきたんです。
夫と合わないものを受け入れる
「この人が私の運命の人だ!」と思って結婚する人はどのくらいいるんだろう・・。
私は割とドライな人間なので、「この人と一緒にいると楽しいかな」という理由で結婚を決意したような記憶があります。
趣味は全然合わないけれど
私は典型的な「インドア派」。
家でゆっくりしていたいタイプなので、友達に誘われるとしぶしぶ(?!)出かけるくらい(笑)。
いざ出かけるとすごく楽しいんだけど、自分から誘ってまでは出かけない。
夫はかなりの「アウトドア派」。
休日はこども関係のイベントでもない限り、家にはいません。
私が朝起きるともういない💧
連絡するとものすごく遠くの他県にいることもざらです。
釣りだったりツーリングだったり、最近はまっている畑仕事だったり、キャンプだったり、もう全然家にいない。
改めて考えると、真逆と言ってもいいほど趣味が違う私たち。
友人や私の家族からは、
「そんなのでいいの?」
「夫婦仲が悪いのでは?・・・」
と心配されますが、私たちには特に不満はなく、お互いしたいことをして過ごすので、ちゃんと快適なんです。
夫婦喧嘩もします
でも、たぶん少ない方だと思う。
数カ月に一回あるかないか、くらいの回数だし、ケンカも深刻な内容じゃないので、次の日にはラインで「ごめんね」「こちらこそ」と送り合っておしまい。
昔は何日も引きずるようなケンカもしていたけれど、最近は全然なし。
たぶん「これを言ったら(したら)相手が相当怒るだろうな」というのをだいたい把握してきたので、無意識に注意しているから。
夫婦喧嘩を回避する「コツ」みたいなものをつかんでる気がします。
それなりにいろいろあった
とはいえ、22年の結婚生活の中で、いろいろな出来事があって、
「もう一緒にはいられない」
と思ったことも何回だってあります。
それは彼も同じでしょう。
子どもがいるからもう少し頑張ろうとか、自分にも落ち度はあるんだから考え直そう、とか問題が起こるたびに自分に言い聞かせて乗り越えてきました。
でも、これまで続けてこれたのはあくまで「運」とか「タイミング」かな、なんて思います。
もちろんこれからどうなっていくかわからない。
でも、今の正直な心境は「自然に任せていこう」という感じ。
若いころにはとても想像できなかったけど、夫婦ってこうやって自然体になれるんだと改めて思っている今日この頃です。
心地いい関係になれたきっかけは
思い返してみると、子供たちが小さかった頃は私も余裕がなくて、
「どうしてもっと私のことを理解してくれないんだろう」
「言わなくてもわかるはずなのに」
と一人で堂々巡りを繰り返していました。
そんなもやもやした日々を変える「きっかけ」がいくつかあったのを今思い出しました。
寝室を夫婦別々にした
一番大きなきっかけは、夫婦の寝室をわけたことかも。
「それはいわゆるレス?」
「一緒の部屋で寝られないほど仲が悪いから?」
というネガティブな理由ではなくて、
「一緒に住んではいてもお互いのプライベート空間はそれぞれ確保しましょう」
という前向きな理由から始めたこと。
それまでは、ケンカした夜も同じ寝室でモヤモヤして寝られなかったり、部屋の冷暖房の温度の好みが違ったりして、ストレスを感じることも多かったんですよね。
思い切って寝室を別にしてみたらこれが思いのほか快適だった!
自分だけの「家の中の居場所」ができたことから、夫婦の仲をよくしてくれるという結果につながった気がします。
それぞれの部屋にいると「今どうしているのかな?」とちょっと気になって、ついコンコンっとノックすることも。
ちょっと照れくさいときはコーヒーやお酒をもって「一緒に飲む?」と誘ってみたり。
夫の部屋は、掃除機をかけるくらいで、どこになにがしまってあるかも知りません。
(夫は私の部屋を見ているのかどうかは謎!です。)
彼の持ち物に興味もないし(笑)、勝手に持ち物を探らないというのは最低限のマナーかなとも思います。
これは二人の子どもたちにも同様で、それぞれ自分で管理しているので、たまに「部屋を片付けたら?」と言うくらい。
息子の反抗期で「男」について考えた
息子の反抗期が始まったのが、小学生高学年の時。
ある日突然、
「俺はこうしたい!」
「お母さんとは考え方が違う」
などなど、自分の思いを口に出すこともあれば、一切黙って何も話してくれないことも。
「おおー!ついにこの子も反抗期が!」と感動したり動揺したりしていましたが、あるときふと思ったんです。
「夫はどんな男の子だったんだろう」
息子はその後中学生になって、高校生になる頃にはなんとなく反抗期も終わっていましたが、一緒に過ごしているうちに「男ってこういう生き物かも」ということがわかってきた気がするのです。
息子を通して夫の少年時代や大人になっていく過程を想像していると、夫をもっと深く理解できるようになれた気がします。
子育てが一段落して「夫婦」「自分」を楽しむ余裕ができた
子育てや仕事に夢中の20代30代を過ごして、今は40代の自分を楽しみたい!と強く思います。
美容に力を入れたり、少ない趣味のひとつであるインテリアショップめぐりも範囲を広げていきたい。
じっくり時間をかけた料理も作りたい。
今の自分を楽しむということは、一緒に生きてきた夫にも望むこと。
それぞれの楽しみを充実させつつ、これからは二人でできることも増やしていけたらいいな、と思います。
子育てが終わったらどう過ごしたらいい?
釣りにはついていけないけど(私は魚が苦手なので!)、キャンプには一緒に行きたいな、と言ったら、「いいよ!行こう!」と言ってくれて嬉しかった。
キャンプの話で盛り上がることが増えていくと、彼と共通の趣味があったことに気づきました。
それはコーヒーを淹れること。
夫は毎朝豆を挽くところから始めて、二人分のコーヒーを淹れてくれます。
お休みの日は私が淹れることもありますが、夫が淹れる方が断然美味しい。
相変わらず夫は趣味が忙しいので、コーヒーを飲みながら夫の趣味の話を聞いたりしています。
そんなこと昔はあまりしなかった!
最近では、将来は二人で小さなお店を開こうか
とか
二人で旅行するならどこに行きたい?
なんてのんびり話していると、それを聞いた子どもたちが「二人だけでずるい!」って言ってます(笑)
これから50代になっても、コーヒー飲んでいろいろな話ができるなら、それでいいかな。
そんな感じの夫婦になってきました、私たち。